映画「きっと忘れない」(With Honors)の中のサイモンとはーばど大学教授とのやり取り。
公開講座を聴講したサイモンが教授と議論した後教室を立ち去ろうとしているシーン。
Simon Wilder:
Which door do I leave from?
Proffesor
Pitkannan: At Harvard we don't end our sentences with
prepositions.
Simon Wilder:
Okay. Which door do I leave from, asshole?
このセリフの面白さを理解するには多くの背景知識をが必要です。
昔の英語では
Which
door do I leave from? (1)
の正しい言い方は
From
which door do I leave? (2)
とされていました。
ハーバード大学は言葉の使い方に厳しい大学であるから上記のように言いなさい、というのが教授のセリフの意味なのですがさすがにこの映画がつくられた199年代では(2)のような言い方はしていなくて(1)のようにな言い方が普通でした。
したがって教授の発言の真意は”Sir”,”Proffessor”などををつけることを要求していたのです。
それを”asshole”と言って切り返したところがおもしろいのです。